かけはし 義行よしゆき


明治維新とともに、阿波の国の武家が京都に移り住み、明治十年に路地裏で、着物仕立てと刺繍加工を家業と致しました。そして父祖四代に恒り、振袖・留袖をはじめ、貞明皇后・美智子妃・華子妃のお衣装の刺繍、各地の祭礼・祭具類に伝統技術の枠を縫い込んでまいりました。が、当五代目になり、呉服の衰退は加速し、その舞台は観光に移り、さらに京菓子。京料理と幅広い手作りDNAと向き合い、時の流れに合わせようと精進しているところです。そのためにも京文化を支えてきた、多種分野の伝統技術・文化施設が集まる京都観光施設協議会の参加施設が協力し合い、京都をアピールすることは先人の苦労に報い、後世に永く京文化を伝えていく最善の道と考えております。日々、おもてなしに精進しております。