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おもてなし大使活動報告

2013年10月25日

外国人観光客の方々に伝統工芸の製作体験 【中野重治大使】

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関西伝統工芸品ボランティアガイド協会にて,外国人観光客の方々に伝統工芸の製作体験などの観光ガイドを行っています。
先日,世界各国を自転車ツアーで巡っているアメリカ人7名とオーストラリア人2名,計9名の京都観光のツアーガイドを行った報告をいたします。

スケジュール
9:00      二条城前集合
9:00~9:10  挨拶と紹介
9:10~10:20 二条城見学
10:00~10:40 自転車移動(福寿園の近くの自転車置き場へ)
10:40~10:50 錦市場を通り福寿園へ徒歩移動
10:50~11:40 煎茶体験(福寿園)
11:40~11:50 尾張屋へ徒歩移動
11:50~12:50 ランチ(尾張屋)
12:50~13:10 錦市場で見学しながら自転車置き場へ移動
13:10~13:30 古代友禅へ自転車移動
13:30~14:30 友禅染め体験(古代友禅)
参加者:アメリカ人7人、オーストラリア人2人、ガイド2名

(二条城)
朝から観光客も多く、ゆっくり話しながらの見学という状況にはならず、団体客を横目に私たちの見学がすすんだことは否めません。しかし今回のお客様は積極的に質問、すごく歴史に興味を持たれていると感じました。特に描かれている模様や家紋などには男女問わず関心があるようで、まだ我々の乏しすぎる知識の中で返答させてもらいました。また将軍の妻の数やどの子供が次を担うのかなど具体的な内容まで質問を受け、正直勉強不足を感じ反省しました。次に生かせるよう気が引き締まる見学内容でした。

(自転車ツアー)
今回のお客様は自国から持参の自転車でした。世界中自転車旅行されているだけあって70歳の方でも気温の高い中最後までパワフルでした。我々は初めての自転車ツアーでしたが何より事故なく終われて安堵しています。ただ京都市内は人も車も多く、団体の自転車ツアーには少し不向きという印象もありました。今後同様の事例があった場合も道の確認やガイドが前後を挟むなど入念な対策が必要だと感じます。(今回は事前に道の確認を行っていたため、スムーズに移動できました。)

(煎茶体験)
最初は小山園での抹茶体験を計画していましたが、人数が多く叶わなかったので福寿園での体験となりました。しかし予想以上に皆さんの感激のお言葉を頂きました。ツアーリーダーは何度も抹茶体験をされているので今回は煎茶で喜ばれていました。お茶をいれる過程は説明させてもらいましたがお茶の歴史、種類などの説明が不足していたと感じます。またここでも反省です。その場のまったりしたお茶を飲む雰囲気の中でも「伝える」という意思を持って時間を設ける必要があると思いました。

(尾張屋)
色々な種類のお蕎麦があり、選ぶことから楽しんで頂けました。値段も打倒なのでランチには最適な場所です。
(錦市場)
目的地へ行くために通るだけの場所ではあったものの、試食や買い物、写真など各々で満喫されていました。魚の種類や漬物についても質問を受けました。日本の食文化を身近に感じていただける場所だと改めて感じました。

(古代友禅染め)
素材、デザイン選びから体験まで熱心にされていました。特にリーダーは会社や友禅の歴史を職員の方に質問されておられ、伝統工芸に興味を持たれていることが伝わりました。体験後、友禅についてのビデオ鑑賞や買い物もゆっくりできました。

(総評)
事前にアンケート用紙を作っており,回収率は9分の7でした。(ご夫婦も2組おられたので実質100%)自由に書いて頂く形式で、ほぼいいツアーで感謝しているという内容、また我々の知識や情報など褒めて頂いている一方、歴史的な内容説明の向上を求める意見もありました。我々も自覚しているため今後のツアーにその貴重なご意見を生かしていきたいと感じています。改めて伝統工芸含め歴史など伝えることの難しさや、しかしそのことを求めてカデコのツアーに申し込んで来られるお客様がおられることを知りました。貴重な経験をさせて頂きました。

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